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更新日:2015-12-22
研究室の様子
文責 学部4年 河野 純子

表面研のHPにようこそ!4年の河野です。 ここでは主に、研究室選びに迷っている学部3年生向けに、表面研での一年の流れや、特徴などを紹介していきます。

***表面研での1年間***

4月研究室に配属。週に一回の4年ゼミが始まりました。私たちの場合は固体物理の教科書読みを行ないました。また、中旬からは実験も開始しました。私たちは、AFM・真空蒸着装置・分光光度計を用いて実験を行いました。実験の詳しい内容については、研究紹介で説明しています。また、表面研に10月からインドネシアから留学生がやってくるということで、研究室のメンバーで英語の自主ゼミも開始しました。量子物性講座で花見も行われました。
5月表面研4年生3人で、自主的に院試対策ゼミを開始しました。平日はほぼ毎日1時間程度集まり、解いてきた過去問や演習の答えあわせ、疑問点の相談などを行ないました。
6月私は教職の授業をとっていたので、6月上旬は地元に教育実習のため2週間程度帰省していました。下旬には、少し遅めの研究室の新歓がありました。今年は学生部屋で皆で楽しく鍋を食べました。
7月・8月この2か月は、実験と4年ゼミは完全になくなり、院試勉強に集中する期間になります。4年生では、引き続き院試対策ゼミを行いました。院試のあとには、院試お疲れ会を開いてくださいました。院試後には、前期分の実験のレポートをまとめ、提出しました。
9月1か月の夏休みに入ります。
10月中断していた4年ゼミと実験が再開します。後期からの実験は、自分たちで予定を立てて行いました。また、4年生は院生のゼミにも参加するようになります。また、インドネシアから留学生のリアさんがやってきました。英語での交流は難しいしなかなか慣れませんが、とても貴重な経験です。また、中旬には研究室で芋煮会を行いました(写真)。
11月後期からの自主ゼミがスタートしました。英語の教科書読みを行いました。また、引き続き4年ゼミと実験を行いました。
12月研究室で忘年会を行いました。また、卒論に向けて実験を繰り返します。
1月・2月実験や卒論発表の準備を行います。2月下旬には卒論発表を行います。
3月卒論作成。3月は基本的に休みなので自分のペースで卒論を仕上げていきます。

一年の流れは以上です。来年もこのスケジュール通りになるとは限りませんが、ぜひ参考にしてみてください。

晴天の広瀬川の河川敷での芋煮会。学生たちが乾杯している。
芋煮会

***表面研の特徴***

○4年ゼミで、物理を考える力・物理を使う力を身につける
 4年ゼミでは、研究の基礎となる固体物理学をテーマにした教科書読みを行なっています。進む速さは毎回教科書5行ほど。とてもスローペースですが、その分みんなで物理を徹底的に考え、疑問点は理解できるまで徹底的に議論します。このゼミを通して、研究に必要な考え方や議論の方法を身につけます。私たちが今まで習ってきた物理が、自分の力になっていくのを実感します。

○学びへの意識の高さ
 表面研では、週一回院ゼミがあります。このゼミは、4年生から修士課程、博士課程の先輩まで皆が参加する場です。先生や先輩方の考え方に触れ、ともに考えて議論できる場なので、とてもためになります。また、このゼミのほかに、学生で自主的にゼミを行っています。自主ゼミの開催や参加は義務ではありませんが、多くのメンバーが積極的に参加しています。みんなで学びあい、積極的に議論しようとする意識がとても高い研究室です。

○研究装置の充実
表面研には、STM、HREELSの大きな二つの装置に加え、電子線回折を用いたLEEDや3年実験で使用する小型STMと、充実した装置の設備が備わっています。このことによって研究の幅も広がり、研究の自由度も高くなります。

表面研の紹介は以上になりますが、ここでは伝えきれなかった表面研のいいところがもっとたくさんあります。これを読んで、少しでも表面研に興味を持ってくれた方は、ぜひ一度表面研の学生部屋(理学部合同A棟502)に遊びにきてみてください。いつでも大歓迎します!!

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