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4年生の実験
文責 表面物理学研究室4年 菊池輝明 渕脇貴史
現在、4年生は来年度から使用する予定の新しいSTM装置を立ち上げています。

ロータリーポンプ、ターボ分子ポンプ、イオンポンプ、チタンサブリメーションポンプを用いて高い真空度を得て、表面を見るための探針を鋭くし、より正確に表面を見れるようにしているところです。

今年中に下の写真のようなシリコンの7×7表面をきれいに見れるようになり、今年度中に低温(90K)などの常温以外の条件でも正確に表面を見れるようにすることが現在の目標です。

Si(111)7x7 STM像
この装置の立ち上げが完了し使用できるようになると、以下のような利点があります。
  • 従来からあるSTM装置に比べ、1枚の撮影に約10秒と10倍近くの速さで撮影が可能となる(16000pixels/sec)
  • 速い撮影を行うことによって原子1個レベルの化学反応などの過程を動画のように撮影できる
  • 動かしたい原子1個をより速く動かすことができる可能性がある
  • 測定用の針の位置の誤差が少なくなり、より正確な画像を得ることができる
来年度からはシリコンの表面に銀原子を降らせて、様々な温度での銀原子が凝縮して成長していく過程を観測していきます。

真空槽外観

組み立ての様子
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